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暑い夏場はフロントガラスが割れやすい?

夏場に急にフロントガラスが割れた!!というご経験はありませんか?自動車フロントガラスは夏場のように車内外の温度差が大きいと割れやすくなる傾向があります。今回は、お客様から多くお寄せいただくご質問を元に、夏場のガラス割れについて解説いたします。


お客様からよくお寄せいただくご質問の中に、「暑い季節の夏場はフロントガラスが割れやすくなりますか?」というものがあります。今回はそんな疑問にお答えしたいと思います。

暑い夏場はフロントガラス割れに注意

結論として、夏場はフロントガラスが割れやすい傾向にあります。その理由は、車内外の気温差です。

燦々と降り注ぐ夏場の日差しで、フロントガラスの車外面はかなりの高温まで熱せられた状態になります。一方、クーラーがキンキンに効いた車内側は車外面ほどガラス温度が上がらず、フロントガラスの車内面と車外面でガラス温度にかなりの差が生じます。この温度差がガラスに微妙な変形をもたらし、応力が発生することによってガラスのヒビや割れに繋がりやすくなると考えられています。

また、真冬(特に豪雪地帯などの寒冷地)においても、同様に車内外のガラス面の温度差が生じやすくなります。夏場の逆で、車外面が低温、車内面が暖房によって高温になる傾向があり、同様にガラス割れが発生しやすくなります。厳密には、冬場は積雪による重みなどの別の要因も加わってフロントガラスが割れやすくなる傾向がありますが、くわしくはまた別の記事で触れたいと思います。

夏場は洗車も要注意!?

フロントガラスの車外面の温度が高まる夏場は、洗車の際にも注意が必要です。高熱になったフロントガラスに、いきなり冷たい水をかけてしまうと、ガラス表面に微妙な伸縮が生じ、ガラスの割れに繋がります。

ガラスの特性上、一見するとまったく傷がないように見えても、実際は目に見えない細かい傷がついていることが多いです。それらの微細なキズが、急激な温度変化によってヒビ割れに発展することあると知っておきましょう。

したがって、夏場の洗車は、できれば夕方や夜間のガラス車外面の表面温度が比較的下がった状態で、ぬるま湯で洗車することをおすすめします。

まとめ

以上、簡単ではありますが、暑い夏場に自動車フロントガラスが割れやすくなる理由についての解説でした。夏季休暇などで旅行やドライブなどのレジャーで運転する機会が増える方も多いと思います。せっかくの楽しいレジャーで不意のガラス割れに見舞われないよう、この記事が参考になると幸いです。

もしフロントガラスの割れやリペアが必要になりましたら、自動車ガラス専門店の大東株式会社までお気軽にご相談ください。

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